ミニ四駆スターターパックFMAバランスタイプ(ラウディーブル)を組み立てます。BMAXを見据えたビギナー向け改造です。
スターターパックFMAバランスタイプ(ラウディーブル)は、お勧めのグレードアップパーツが最初から付いており、価格も自分で揃えるよりずっと安価に設定されています。特に入門者、初心者に大変お勧めです。ミニ四駆はスターターパックから始めるのが一番良いと思います。
但し、スピードタイプ、パワータイプに付いていたドライバーは、バランスタイプには付いておりません。
スターターパックはコストパフォーマンスが高く、個人的に凄く好きなセットです。
ミニ四駆スターターパックFMAバランスタイプ(ラウディーブル)の場合は、以下のグレードアップパーツがセットに付属されています。
- アトミックチューン2モーター
- 小径ローハイトスーパーハードタイヤ
- ブレーキセット
- サイドマスダンパー スクエアーショート
- FRPプレート(フロント・リヤ)
ギア比は3.5:1になっています。バランスタイプ設定ですが『超速ギア』を継承しています。
ミニ四駆スターターパックFMAバランスタイプ(ラウディーブル)の定価は2,200円(税込2,420円)です。
2027年9月に発売されたラウディーブルは、アメリカンスポーツカーをモチーフにデザインされており、実写に近い迫力のあるデザインです。オリジナルは青のボディーですが、スターターパックはスモークブラックで落ち着いた雰囲気になっています。
大好きなFMAシャーシです。既にFMAのマッハフレームでBMAX仕様を組みましたが、ここではスターターパックのオリジナル仕様を生かして組み上げ、そのポテンシャルを確認しようと思います。
ミニ四駆スターターパックFMAバランスタイプ(ラウディーブル)は、今なら定価より安く購入ができます。
ミニ四駆スターターパックFMAバランスタイプ(ラウディーブル)の組み立て
ボディーの組み立て
ミニ四駆スターターパックFMAバランスタイプ(ラウディーブル)のボディーの組み立てです。
パーツを綺麗に切り取り、シールも丁寧に貼り付けて、最後にクリア塗装をして組み立てがおすすめです。スモークでシールも非常に少なく、どうやってオリジナリティーを出そうかな?!
結局、文字等の余白を少しカットしましたが、オリジナルのままのデザインにしました。
シャーシの組み立て
FMAシャーシは精度がかなり良く、フロントモーターの特性でテクニカルコースの安定性にも期待が持てます。ギア比3.5:1と小径ローハイト、アトミックチューン2モーターの組み合わせはとても楽しみです。そのまま組み立てただけでも戦闘力の高いマシンになるでしょう。
BMAX仕様を考慮して、以下の改造のみを行います。
- タイヤシャフトを72mmロングシャフトに変更し、ホイールを貫通させる
AO-1043 ミニ四駆 2×72mm六角シャフト(10本)286円 - タイヤシャフト軸受部分にベアリングローラー用スペーサー(20個)を組み込む
AO-1018 ベアリングローラー用スペーサー(20個)220円 - タイヤ軸受に丸穴ボールベアリングを装着する(4個 脱脂する)
丸穴ボールベアリング (4個)880円 - カウンターギアに620ボールベアリングを装着する。
AO-1011 620ベアリング2個セット 858円 - カウンターギアにワッシャー小(20個)を組み込む
AO-1038 ミニ四駆 2mmワッシャー小 110円 - プロペラギアの高さ調整
- 電池端子にブレーキ用スポンジを挟み込む
- グリスの代わりにオイルペンを使用する。
ミニ四駆 オイルペン 638円
上記の改造で、BMAX規格に抵触することなく、戦闘力がとても上がると思います。^^
グレードアップパーツの購入はこちらから可能です。↓↓↓
ホイール貫通
φ1.8mmのドリルでホイールの穴を貫通し72mmのロング6角シャフトを貫通して取り付けます。この改造により、ホイールは抜けにくく、壊れにくくなります。
BMAXのVer2.0でこの改造はOKです。
ホイールには両面テープを貼り、タイヤを装着するのがお勧めです。
ホイール中心のボスの端面(シャーシ側)は平ですので、C面取り加工をしたいところですが、BMAXでここの部分の加工はNGと思いますので、ベアリング用スペーサーを組み込みます。スペーサーの凸部をベアリング側にして組み立てます。
タイヤ、ホイールを圧入して、紙一枚のガタになる様に調整してください。キツくなるところまで圧入し少し戻す調整になるかと思います。
プロペラシャフトのギア圧入高さの調整
プロペラギアの圧入高さは、初期状態は、大体長めに圧入されています。ガタが少なくなるよう圧入高さを調整してください。本来ならギアのコーナーを丸めて、内側の面が面接触にならない様にしたいのですが、BMAXの仕様優先のため、加工せずに圧入高さの調整だけを実施しました。
グレードアップパーツの中空プロペラシャフトに変えるべきですが、このまま圧入高さの調整だけして進めます。^^;
調整後のシャーシ写真です。写真左がフロント側、写真右がリア側です。
調整前
フロント側(上の写真の左下)拡大写真
左写真がプロペラギアを左へガタ寄せをした時、右写真が右へガタ寄せをした時の物です。
左に寄せた時にドライブギア、クラウンギアのボスに当たり、右に寄せたときに右の壁に当たっています。
リア側(写真右下)拡大写真
左写真がプロペラギアを左へガタ寄せをした時、右写真が右へガタ寄せをした時の物です。
左に寄せた時に左の壁に当たり、右に寄せたときにクラウンギアのボスに当たっています。
調整後
フロント側拡大写真
圧入高さを短くしたので、左写真は左側へガタ寄せしてもプロペラギアの先端はボスに接触しません。
リア側拡大写真
左写真は左へガタ寄せ時、右の写真は右へガタ寄せ時です。圧入高さの調整でガタが小さくなりクラウンギアのボスと接触していません。
電池端子の接触力向上
モーターユニットの組み立てを行います。この時、電池端子の接触力向上のため、電池端子の間にブレーキスポンジを挟み込みます。
丸穴ボールベアリングが入っていた緑色のスポンジはブレーキ用のスポンジですので、カットして組み込みOKです。(もしかするとブレーキスポンジでないとダメかもしれません。^^;)
なお、モーターの端子は少し起こしておくのがお勧めです。
ステーとローラーの組み立て
ミニ四駆スターターパックFMAバランスタイプ(ラウディーブル)の前後のステーはFRPのステーが装備されています。リアのFRPは下側に装着し、その更に下にブレーキセットを装着します。
フロント装備
- FRPステー
- アンダーガード(オリジナル)
- 低摩擦プラローラー 1セット
サイド装備
- スクエアショートマスダンパー
リア装備
- FRPステー
- ブレーキセット
- 低摩擦プラローラー 2セット
アルカリ電池込み重量:139g、電池無しの重量:91.0gです。
駆動系は下の組み合わせですので、この速度設定なら、上記のミニ四駆スターターパックFMAバランスタイプの組み合わせで問題なく走りそうな気がします。^^
- アトミックチューン2モーター
- 超速ギア
- 小径ローハイトスーパーハードタイヤ
但し、この状態で、フロントタイヤのハネは大きめです。改善していこうと思います。
ミニ四駆スターターパックFMAバランスタイプ(ラウディーブル)を組み立てのまとめ
FMAシャーシ ラウディーブルのスターターパックは少し改造を加えて以下の構成になりました。
- アトミックチューン2モーター
- 超速ギア
- 小径ローハイトスーパーハードタイヤ
フロント装備
- FRPステー
- 低摩擦プラローラー 1セット
サイド装備
- スクエアショートマスダンパー
リア装備
- FRPステー
- ブレーキセット
- 低摩擦プラローラー 2セット
以上はスターターパック 2420円に含まれます。
完成したFMAシャーシ ラウディーブルのスターターパックがこちらです。
グレードアップパーツ
今回追加をしたグレードアップパーツは、以下の内容です。
- AO-1043 ミニ四駆 2×72mm六角シャフト(10本)286円 (実質8本余る)
- AO-1018 ベアリングローラー用スペーサー(20個)220円(実質16個余る)
- 丸穴ボールベアリング (4個)880円
- AO-1011 620ベアリング2個セット 858円(実質1個余る)
- AO-1038 ミニ四駆 2mmワッシャー小(20個) 110円(今回は2個使用、実質18個余る)
- ミニ四駆 オイルペン 638円(実質0円で計算)
購入価格:6,072円
実質マシン価格:4,501円
やはりスターターパックはお得と思います。
試走後のマシン完成品
試走の結果を踏まえて、調整後のマシーンを掲示予定です。
ミニ四駆スターターパックFMAバランスタイプ(ラウディーブル)は、今なら定価より安く購入ができます。
ミニ四駆超速グランプリは読んでおくべき!!
付録のステッカーは使えますよ^^
今のおすすめキットはこれ
お店で見つけたら即購入