ダイソーミニ四駆300円ポケットカーのレックスレボリューションを組み立てます。
3種類同時購入の一台ですが、このミニ四駆は赤色ボディーで本来は主役級のモデルのはずですが、レックスレボリューションは恐竜をイメージしたものになっています。
2台目の組み立てなので、組み立てのコツは大体解っていますので、注意しながら組み立てていきます。
組み立てたが「走らない」とか「動かない」とかいう人は必見です。
組み立てのコツ
ダイソーミニ四駆300円ポケットカーのレックスレボリューションを組み立てます。
このキットにはキッチリした組み立て説明書が付いています。
それでは組み立て説明書に沿って組み立てて行きます。
組み立てには、プラスドライバーとニッパーが必要です。
コースによっては走らせられない事もあるので、走らせる前に確認を取ってね!
大胆なデザインは恐竜をイメージしてますね。
それでは組んでいきましょう。
箱開封
ダイソーミニ四駆300円ポケットカーのレックスレボリューションを開封しました。
バットファングとは少し違って、ボディーとAパーツなどが1袋に入っています。
袋から取り出しました。
ボディーは恐竜らしくゴッツイです。
下顎がフックになっており別パーツです。
組み立て説明書
ダイソーミニ四駆300円ポケットカーのレックスレボリューションの、しっかり作られた組み立て説明書に従って組み立てて行きます。
シャーシの組み立て
ここでは、グリスを塗布と記載されていますが、未だ塗らないでください。
「グリスは未だ塗らない」重要です。
なじみ運転をしてからクリーニングしてグリスを塗ります。
プロペラシャフトの組み立てが重要です
プロペラシャフトは今回のキットは少し長めです。その為、プロペラギアとカウンターギアのボスが接触し、そのままでは大きな負荷になりNGです。
『走らない』とか『動かない』とかいうのはこの部分が主要因と思われます。
初期状態
改造修正後
ここまで改造するとスムーズに駆動します。
タイヤシャフトは少し長めです。そのまま組み込むとシャーシとタイヤホイールの間のガタが大きいので、ホイールの穴貫通をしたほうが良いです。
また、フロント右側のハトメはクラウンギアを内側に押し込んでいたら、少し削ってあげるといいです。
多分慣らし運転で馴染むと思うのですが、気になる方はヤスリで削ってください。
(軸受につけた状態で皿ネジで潰す方法も良いかも)
シャフトはこのキットのものも少し錆びている感じです。
(傷も結構多い)
タイヤは小径で外径はφ24mmです。
このキットのタイヤはグリップ力が低い、いわゆるローフリクションタイヤになっています。
コーナーでの走行負荷が少ないので、速いと思われます。
但し、ホイールとの勘合力が弱めですので、両面テープか接着剤で固定したほうが良いです。
固定前にクリーニングは実施して下さい。
フロント、リヤのローラーはφ14.5mmのローラーです。
GTアドバンスに使えると色々微調整ができそうですが、、。
フロントの幅は90~91mmくらい、リヤ側は90mmくらいです。
ホイールはボディーと同じ赤色に統一されています。
スイッチ金具Aはやはり錆が入っている。
Aパーツは問題なく装着できます。精度が良さそうです。
モーターの組み立て
スイッチ金具BもCもやはり綺麗ではありません。
端子ホルダーにモーターを嵌め込むのは、少し力が要りますが、問題ありません。
このキットのピニオンギアも上下で偏心していました。
このキットもスイッチ金具BもCの取り付けは大変でした。
スイッチ金具B、Cの精度が良くないのと思います。
でも、着いたら外れなくなるので問題ないです。
カウンターギアにベアリングの代わりになる樹脂を普通は入れるのですが、このキットには付いていません。少しの材料費で済むので追加してほしいですよね。
ハトメも穴径を小さくすれば要らないですよね。
2個目で気づきましたが、Aパーツをフックで固定していますが、このキットのフックの形状は、プラスドライバーで押しやすい形状で使いやすいです。
ボディーの組み立て
顔の部分は、迫力があります。
組み立て完了しました。
シールは貼っていませんが、組み立て完了の写真を掲示しておきます。
ボディー部分は、肉盗みをして少し軽く、また、少し低くなるように、更には、頭の部分を平らにして車としての印象を向上させる改造を行なってからシールを貼り付けようかなと思っています。
恐竜の頭がなければビクトリーマグナムみたいでカッコイイですよね!
ボディー単体重量は、21.7gです。
重いです。
フロントのフック部分(恐竜の下顎)、リャのウイングの支柱はビスで固定されています。
REX REVOLUTIONの電池なしの総重量は、83.6gです。
BAT FANGの78.9gより4.7g重いです。
ん〜!
やはり、車としてではなく、恐竜のおもちゃの方針で設計されていますね。
REXですからね。
因みに、目敏い人は気づいていると思いますが、実はこのレックスレボリューションは、フロントの左のタイヤが浮いてしまっています。
シャーシが変形しているためです。修正するには少し熱くして変形を元に戻すようにすればできるかもしれませんが、結構、手間がかかりそうです。
タミヤのミニ四駆では過去に一度もここまでひどい症状は経験がありませんでしたので、やはり品質レベルの差を感じてしまいます。
実は、フロント側のボディーのフックは、ボディーの方が随分小さいのでフックが外れています。
ボディーを複雑な形状にしているため、整形後の後収縮で寸法がズレてしまっているのでしょう。
車としてのデザイン的には、横から見ると、REXの頭が普通に平らならば、結構素敵なフォルムになりそうですよね!
駆動テスト&慣らし運転
完成したスピードスターに電池を装着して駆動テストと慣らし運転を行います。
手で持ったままスタートスイッチをONにしてシャーシを捻ったりしながらスムーズな駆動力が伝達されるか確認します。
異音などがありましたら、原因を探して対応します。
回りにくい所でもスムーズな回転が出来る様に慣らします。
1分程度慣らし運転を行います。
ある程度慣らし運転が出来たと思えたら、パーツをバラして、一度駆動系の部品の周辺を掃除し、綺麗になってからグリスを塗布します。
指示された場所全てにグリスを塗布して下さい。
なお、グリスは塗りすぎは良くないです。
修道部分の表面にグリスの膜ができる程度がベストです。
タミヤ製のオイルペンが使いやすいです
まとめ
ダイソーミニ四駆300円ポケットカーのレックスレボリューションは、300円(税込330円)でこの内容はとても素晴らしいと思います。
組み立てのコツとしては、プロペラギアの取り付けにだけは注意深く調整を行いながら実施し、また、グリスを塗らずに慣らし運転が必要です。
注意を払って組み立てれば、十分まともに駆動します。
ピニオンギアとシャーシの精度とスイッチ金具、タイヤシャフト、ボディーの品質が今一歩ですが、ちょっと工作が好きな人ならなんとか対応できるでしょう。
Aパーツ、シャーシの精度もまあまあと思います。
デザイン的には少し中途半端な感じがします。
金属部品のサビとピニオンギアの偏心、シャーシの歪みさえなければ超おすすめと言えるキットです!!
現在発売されているのが赤、青、黒ですから、白、黄色、緑、ピンクも出てくるはずですよね!
次に期待ですね。
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