ミニ四駆 VSシャーシ ブリッツァーソニックの素組みを行います。ブリッツァーソニックはエアロミニ四駆シリーズです。
エアロミニ四駆シリーズは、XシャーシとVSシャーシの2種類の物があり、ブリッツァーソニックはVSシャーシを採用しています。少し古いシャーシになります。従って、素組みお勧めシャーシの中で、私のおすすめ度は”次にお勧め”の中に分類されています。
VSシャーシはホイールベース80mm、トレッド64mmで、コーナーで有利であり、小径タイヤとギア比は3.5:1の組み合わせは機敏な運動性能と最高速度に期待できます。
ここでは、VSシャーシ ブリッツァーソニックの素組みをする際のおすすめ改造ポイントと製作例を写真で説明していきます。素組みとは言いましても、組み立て方で結構速さが変わってしまいますので、参考にしてください。
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ミニ四駆 VSシャーシ ブリッツァーソニックの素組み
ミニ四駆 VSシャーシ ブリッツァーソニックの組み立てに以下の工具を使用します。
- プラスドライバー(小ネジ用)
- ニッパー(爪切りでも代用可能)
- ピンセット
- 楊枝
- ヤスリ
ボディーの組み立て
ミニ四駆 VSシャーシ ブリッツァーソニックのボディー組み立てです。マニュアルの①、②です。
必要なパーツを丁寧にカットし組み立てください。
今回、シール貼り付けと塗装は後で行います。
シャーシ上側の組み立て
ミニ四駆 VSシャーシ ブリッツァーソニックのシャーシ上側の組み立てです。マニュアルの③、④、⑤です。
グリスを塗布する指示がありますが、未だ、グリスは塗らないでください。
必要なパーツを丁寧にカットしてください。VSシャーシ ブリッツァーソニックのきっとはモーターを付属していないキットでしたので、他キットからノーマルモーターを持ってきました。
プロペラシャフトを組み立て
プロペラシャフトは組み立て時に注意が必要です。殆どのプロペラシャフトは長めに圧入されていますが、このVSシャーシ ブリッツァーソニックも少し長めでした。叩いて全長を0.5mm程圧入し、全長を調整しました。
プロペラシャフト長いままにすると、プロペラシャフトとシャーシの受け部分のガタが大きいため、走行時にプロペラシャフトのギアとクラウンギア、ドライブギアのボス部分が接触して、走行抵抗になってしまいます。重要な調整ですのでキッチリ調整してください。
ここからプロペラシャフトのギアの改造例を記載します。左側がフロント、右側がリアです。
プロペラギアはVZシャーシと同様な形状にコーナーをカットしました。改造の方法が気になる方は、下の内部リンクを確認ください。目次のプロペラギアの組み立てにカット後のプロペラギアの写真を掲示しています。コーナーを爪切りで30度〜45度くらいにカットすると良いです。飛んだ後、目次の『プロペラシャフトを組み立て』をクリックしてください。
下の写真は改造済みのプロペラギアを左(フロント)に寄せた状態です。右(リア)の写真のプロペラギアの左側がシャーシの支持部に接触した状態で、フロントはクラウンギアに接触していません。
下の写真は改造済みのプロペラギアを右(リア)に寄せた状態です。左(フロント)の写真のプロペラギアの右側がシャーシの支持部に接触した状態で、リア側はクラウンギア、ドライブギアのボス部分に接触していません。(もう少し削っても良いですね。^^)
ボスとの接触は随分少なくなり、負荷が軽減されたと思います。
以上でプロペラシャフトの改造は完了です。(なお、ここでは実施していませんが、クラウンギア、ドライブギアのボスをCカットするのもとても有効な改造です。但し、シャーシの受け部分との当ては必要ですので注意してください。私はプロペラシャフトの改造を推薦します。)
ドライブギア、クラウンギアは、シャーシ等と面接触していますが、素組みでフローティングは、なかなか厳しいのでこのままにします。
ガイドローラ、金属ワッシャー、シャフト軸受けの表裏
ここでシャフト軸受に関し注意があります。
シャフト軸受のプラスチックには表裏があります。穴周辺が凸になっている面を外側にして組むのが基本です。
ガイドローラーと金属ワッシャーの表裏にも注意してください。マニュアルには記載ありませんが、私はガイドローラーは滑らかな面を見える面(上側)にしています。金属ワッシャーはコーナーがだれている面をローラー側にしています。
電池端子・スイッチ・モーターユニット・カウンターギア・カバーの組み立て
次はミニ四駆 VSシャーシ ブリッツァーソニックのモーターユニットの組み立てです。マニュアルの(⑤、⑥、)⑦です。電池受けのターミナルとモーターのターミナルにはなるべく手で触れないように注意してください。触ってしまったら拭いておくのがお勧めです。
モーターホルダーを丁寧にカットし、金属になるべく触らない様にして組み立ててください。私は組み立てはピンセットを使用し、組み立てます。
モーターホルダーを丁寧にカットし、金属になるべく触らない様にして組み立ててください。私は組み立てはピンセットを使用し、組み立てます。
ここで、おすすめの改造があります。タイヤをカットした時のランナーの断面が半円部分のところをカットして、電池ターミナルとモーターホルダーの間に挟んでください。(左上の写真は挟んだゴムが見えます。)電池との接触が安定してお勧めです。詳細が気になる方は、下の内部リンクを確認ください。飛んだ後、目次の『モーターユニットの組み立て』で写真に赤丸があります。
カウンターギア・カバー・スイッチ・ローラーの組み立て
次は、ミニ四駆 VSシャーシ ブリッツァーソニックのカウンターギア、ギアカバー、スイッチ、ローラーの組み立てです。マニュアルの⑧、⑨、(10)、(11)、(12)です。
パーツを丁寧にカットして組み立ててください。
カウンターギアには軸受が付属していませんが、他のキットで余っている車軸受けを入れておくと良いと思います。
以上でVSシャーシの組み立て完了です。
駆動系のロス確認
ここまで組み立てが出来ましたら、未だグリスは塗っていませんが、5秒程度タイヤを回転させて音を聞いてみましょう。なお、ローラー、ギアなど回転するパーツを組み込む際には、スムーズに回転しているか?締めすぎてギチギチになって負荷になってしまうとそれは問題です。正当な速度で走らない原因になりますので、注意ください。
ひどい異音がする場合、その音がスムーズになるように取り付けの見直しをするのですが、グリースなしで回し過ぎてしまうと、変に摩耗が進んでしまいますので、とんでもない問題がなければ、グリースを必要部分に塗布してください。専用オイルがあれば専用オイルのほうがベターです。
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但し、プロペラシャフトのシャフト受け部分とカウンターギアの軸、クラウンギアの面接触部分には必ずグリース(又は専用オイル)を塗布してください。なお、グリースは最小限に表面が濡れる程度に塗布してください。塗り過ぎは禁物で、余分なグリースは邪魔をするだけです。
ここから駆動系のロス改善を実施します。
- モーターにガタはないか?
- シャーシを軽く捻った時に、モーターの通電がなくなることはないか?
- シャーシを軽く捻った時に、急に大きな異音がしないか?
などなどです。が、素組みですから、異音はある程度で妥協するしか無いです。
私の場合は、静かなスムーズな回転でしたが、電池が暴れないように、電池ホルダー部分にスポンジスペーサーを追加しました。スポンジはブレーキ用の物やゴールドターミナル、軸受ベアリングについている青や薄緑のスポンジを両面テープで貼り付けました。
ボディーの塗装、シール貼り、クリア塗装実施
ミニ四駆 VSシャーシ ブリッツァーソニックは一部の塗装を無視してシールを張り上げ、クリア塗装を実施しました。
シールはベースの赤色部分は出来るだけカットしベースの色がそのまま出てくるような貼り付けを試みました。
クリア塗装まで完了したボディーを、VSシャーシに組み上げました。
以上で、ミニ四駆 VSシャーシ ブリッツァーソニック 素組み完成です。
ブリッツァーソニックは、もう少し細部を塗り分けしないとノッペリしてイメージがよく無いですね。細部の追加塗りがしたいような気がします^^
長期保存による劣化でシールが剥がれやすくなっていました。クリア塗装もなぜか綺麗になりませんでした。やり直しかな^^;
ブリッツァーソニックブラックスペシャルは購入可能です。但し、高いです!^^;
ミニ四駆超速グランプリは読んでおくべき!!
付録のステッカーは使えますよ^^
今のおすすめキットはこれ
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